· 

新年のご挨拶・ヨシ刈りへの想い

 新年を迎える頃のヨシ原は、夏の青々とした姿からは一変し、

肌色の「すだれ色」になっています。

この枯れた状態のヨシをそのまま放置しておくと、ヨシ原はヤブ化

してしまい、陽の光が地面に届きません。

そうすると、ヨシの生育に悪いのはもちろん、ヨシ原に育つ他の

希少植物もうまく育ちません。

そして何より、手入れをせずヤブ化してしまったヨシ原には、

毎年ねぐら入りをしていたツバメ達も、もうねぐらにすることは

できません。

 

そこで毎年、2月に刈り取り手入れを行います。

今年も気合を入れて、ヨシ刈りに行って来ます。